図書館に泊まる 〜BOOK AND BED TOKYO〜
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皆さん「ひま」極めてますか?
こんにちは。himakiwakunです。
本って本当に素晴らしいものですよね。
開くだけで夢の世界へもらえたり、偉人や著者の想いを何十年、何百年と後世に残していく事もできる。
無限大の可能性が秘められてるんですよね。
本日ご紹介したいのは、そんな本に囲まれて宿泊ができる施設になります。
「BOOK AND BED TOKYO」
Google先生で翻訳したら「本とベッド 東京」です。
こんな安直な名前の裏側にはさぞかし深い深い意味が込められているんでしょう。
先日私は「BOOK AND BED TOKYO」に1泊してきました。
現在、小学校での英語教育が2020年より必修化している日本です。
皆様は名前を聞いてどんなところか容易に想像はつくでしょうが、私のように惰性で中学、高校と英語を学びリスニングテストは喋り手の声色とテンションでマークシートを塗りつぶしていた方がもしいる場合を想定して、詳しい説明をしようと思います。
BOOK AND BED TOKYOとは
ざっくりわかりやすくお伝えをすると
「泊まれる本屋®︎」がコンセプトの施設
非常にわかりやすい!!
現在4店舗(東京新宿、東京池袋、大阪心斎橋、京都祇園)程あり、約4000冊の本を取り揃えている。
もちろん宿泊だけでなくカフェとして利用することも可能で、宿泊施設となる個室も1h毎の料金を支払えば利用できるのであります。
宿泊施設なので1人での利用はもちろん、2名用の部屋まであるので友人や恋人との利用もできますね。
ちなみに私は中学生の頃近所の文教堂書店に閉店ギリギリまでいたときに、気づかれずに締め出されてしまった事があります。
かれこれ10年以上前のことになりますが、BOOK AND BED TOKYOの楚として原体験をしていたのであります。
今回私が潜入してきたのは新宿店になりますので、新宿店についてのご紹介をさせていただこうと思います。
料金形態について
先ほどカフェや宿泊などなど活用方法は無限大!!とお伝えしましたが、料金形態はこんな感じです。
- SINGLE ROOM 朝食付き・・・・・・・・・¥ 7,810/1泊
- SINGLE ROOM 素泊まり・・・・・・・・・¥ 6,600/1泊
- COMFORT SINGLE ROOM 朝食付き・・・・¥ 8,360/1泊
- COMFORT SINGLE ROOM 素泊まり・・・・¥ 7,150/1泊
- DOUBLE ROOM 朝食付き(2名)・・・・・・ ¥ 16,720/1泊
- DOUBLE ROOM 素泊まり(2名)・・・・・・ ¥ 14,300/1泊
- SUPERIOR ROOM 朝食付き(2名)・・・・・ ¥ 21,120/1泊
※COMFORT SINGLE ROOMはセミダブル
※SUPERIOR ROOMはキングサイズ
チェックイン:16:00〜
(追加費用も払えば13:00からアーリーチェックインも可)
チェックアウト:〜11:00
宿泊でない利用に関しては
- SINGLE ROOM 1hコース・・・・・¥ 855/1名
- SINGLE ROOM 2hコース・・・・・¥ 1,710/1名
- SINGLE ROOM 3hコース・・・・・¥ 2,500/1名
※利用時間は13:00〜18:00
東京新宿店の場所・立地について
※HPにはそれぞれ1分と6分って書いてありました。
めちゃくちゃ大都心にあります。
新宿駅から歩いてむかったのですが電車を降りてからだと約15分ぐらいで着きました。
EXILEの「時の描片 ~トキノカケラ~」と小田和正「たしかなこと」が丁度5分の曲なので駅から歩く間に3回ぐらい聴けると思っていただけれ分かりやすいと思います。
すぐ下にはコンビニもあるしちょっと歩けば飲食店もたくさんありますので、余程カフェメニューが目当てでなければ朝食はつけなくていいと思います!
実際に泊まってみて
今回私が泊まったプランはこちらになります。
COMFORT SINGLE ROOM 素泊まり・・・・¥ 7,150/1泊
内部を堪能してきましたので様々ご紹介をさせて頂きたいと思います。
内部の施設や広さ
まず目的地に到着しささっと受付を済ませました。
ネット予約をしたのでお金の支払いは済んでいる状況なのですぐチェックインは完了。
写真奥がカフェスペースになり、手前側に宿泊専用スペースの入り口がありますが、今回私はカフェには行かずに宿泊スペースへ
ど〜〜〜〜ん!!!
おおぉぉ
すぐ下には缶のごみとタバコの吸殻で溢れているコンクリートジャングルがあるとは思えない空間が目の前に現れました。
この瞬間SNSへの感度が比較的低い私も「映え」が抑えられなくなりました。
ちなみにここがメインのスペースで飲食OKだったので、私は大好きなモンスターエナジーを大量に購入し一睡もしないぞと言わんばかりのアルギニンを摂取することを決めたのであります。
ここに関しては階段なのか椅子なのか全くわからず、頭をフル回転して考えました。
上に本があるということはあがっても良いのか?
でも上に上がったら天井に頭をぶつけてしまいますし・・・
かれこれ10分ぐらい考えに考え抜いた結果、他の人が上がっていたので私も上がりました。
映え〜〜
どこへいっても映えなんですよ。
ただ空間自体はそこまで広くないということと、本を置いているというよりは本を魅せているという印象。
置いてある本自体もわりと物珍しいものを揃えているのですが、スペース自体がそこまで広くない為4000冊って意外と少ないんだなと思いました。
正直、私が以前泊まりかけた「文教堂書店」に比べると本の種類やラインナップは及ばないです。
ただ、それでも沢山の本がありかなり静かなので泊まれる図書館という言葉がぴったりであると思ったのが率直な感想であります。
全部を回ってみてざっとこんな感じでしたね。
結構簡易な作りではあるもののうまくその簡易な作りが雰囲気を出しているんだろうな〜という感想を抱いた次第でございます。
居心地について
さて、中の風景に関してはざっとこんな感じです。
続きまして、寝る空間の紹介と1日ここに過ごした居心地についてお話をしていこうと思います!
案内をされた番号の部屋?を見つけました。
ん??押し入れ?
見た目は完全に和製カプセルホテルですよね。
まぁ寝床はどこでも良いスタンスなので、むしろむき出しの檜の香りを嗅ぎながら寝れるという得意のポジティブシンキングを行使して頭を切り替えました。
中も完全にカプセルホテルでした。
私の部屋は梯子を登って2階部分の部屋なのですが部屋に入るのが一苦労でした。
ただ、狭いからこそ落ち着く空間ではあるので意外と他の宿泊者は部屋に篭っている人が多かったです。
なので「人と同じ事は絶対にしない」と心に誓って生きている私は寝る以外のすべての時間を共有スペースで過ごし、「映え」な写真を何枚もとりトリミングや画像加工をしっかりしてInstagramのストーリーに投稿しまくりました。
人が少なく運が良かったのか自分の部屋のように過ごすことができて非常に満足です。
16時過ぎにチェックインを行いあっという間に時刻は12時を周り改めて本を探しているときに私は気づいたのです。
ここはネオン輝くにぎやかなクラブやカラオケルームが並び、高級ホテルのバーやレストランを備えた高層ビルが聳え立つ新宿なのだ。
皆さん見てほしい。
終電ももう終わりかけの時間にもかかわらず地面に寝転がって酒をかっくらう若者たちや、それを補導している警察官。
もし私が神様でAdobe製品のPhotoshopを使って目の前の光景を修正できるとしたら消しゴムツールでゴミを消し、暴れている若者をドラッグ&ドロップをして家に送り届けてあげたいと思いました。
外はこんなにもカオスな世界ですが、窓を見なければここが新宿のど真ん中だとは思えないほどの静けさと落ち着いた空間であります。
このギャップがまたグッドポイント。
目についた本一覧
もちろん泊まれる本屋という事なのでお気に入りの一冊を見つけるべく、隅から隅まで本の物色を行いました。
その中で非常に目を引く本があったので写真とコメントをしていきます。
興味のある人はブックオフで探してみてください。
①新宿 インド 新宿
新宿行ってインド行って新宿に戻ってきた話なのか、新宿の中にあるインドっぽい場所の話なのか、はたまたタイトルは全く関係のない写真集なのか
②スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件
うん。同意。
③ワカメちゃん
これは知らなかった。
カツオとかタラちゃんのスピンオフなら手にとらないが磯野家で一番まともでキャラが立っていないワカメちゃんに敢えてスポットを当てたセンスを感じる
④ジャガイモ43話
私はこの本を見つけた後1〜42話までを30分以上探したが見つからなかった。
以上、どうでしたでしょうか。
ちょっと映えに寄りすぎて、若者受けを狙いすぎている印象を感じた反面、普段は味わえないような非日常を味わえるのも確かにある為行く価値はあると思います!
ちょっと治安が悪いので外に出る時はこんなものを付けてもらえると安心です!
本日のまとめ
それでは今回のまとめです。
かかった費用: 7,150円(宿泊費)
ひまを忘れられた時間:24h
チャレンジのしやすさ:★★★☆☆
場所は新宿、歌舞伎町にあることからなかなか予約が取れないことからチャレンジのしやすさは少し点数が低め。
ただ、郊外ではなく都内にあるのでその分移動に時間が取られず、近くに下着ぐらいがあればアメニティも借りることができるので気軽さはかなり高い!!
東京以外でも大阪や京都にあるのでぜひ行ってみたいものだ。
・本・読書が好きな方
・美術館や個展などの雰囲気が好きな方
・「映え」なスポットが好きな方
本日もひまから脱却してくれた方が一人でも増えてくれればと願っています。