ひまの極み

〜休日の哲学〜

バルクアップの最高峰 〜自宅でラーメン二郎〜


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皆さん「ひま」極めてますか?

最近はコロナ禍で飲食店で食事が気になる方が多いと思います。

毎日の自炊に飽きた方、たまには贅沢しませんか?

家で!

ということで今回はラーメン二郎のテイクアウト版、通称鍋二郎を紹介させていただきます。

 

鍋二郎をやろうと思った経緯

毎日自炊自炊自炊。次は何を作ろうか。

独居アラサー男子の私は、気付いたら口から不平不満を零していた。

何たって私は自炊レシピのレパートリーに困りすぎて、世界で一番クックパットを閲覧しているのだから。

しかし、おそらくここにきてクックパット掲載のレシピは全て作ってしまったという自負がある。

そう、なぜなら暇だからである。

 

しかし、近年大ブームを巻き起こしているウーバーイーツは都心のタワマン最上階に住んでいるため、配達員には申し訳なく頼むことが出来ない。いや郊外の二階建てアパート最上階だったかな。最近記憶が曖昧で申し訳ない。

 

となると、中食(なかしょく)しかないと考えた私であったが、せっかくなら美味しいものを食べたいと思い、何をテイクアウトするか考えていると学生時代、都内でブイブイ言わせていたジロリアンラーメン二郎の熱狂的なファンの総称)だった頃を思い出した。

 

ちなみの上記の中食はご飯をテイクアウトしてお家で食べることを言います。決して私が昼食を変換ミスしたわけではありませんのであしからず。

そう、我輩の辞書に不可能(ミス)はないのです。

(この記事を書くまで、ウーバーイーツをユーバーイーツと言っていたことは墓場まで持っていくつもりです。調べてからの投稿で本当によかった。)

 

そして今回は、鍋を持っていくとそこにラーメンを入れてくれてテイクアウトができると言うサービスを実施しているお店を徒歩圏内に発見したのでテイクアウトしてみることにしました。

 

そもそもラーメン二郎って

1度は二郎とか二郎系って言葉きたことあると思います。

二郎ラーメンの定義としては以下のようです。

 

濃厚豚骨スープに平打ちの極太麺。

その上に高く積まれたヤサイと呼ばれる茹でられたもやしとキャベツ。

極め付けは豚と呼ばれる分厚いチャーシュー。

 

はい、もう美味しそう。

 

それから無料のトッピングで生の刻みニンニクや豚の背脂をトッピングできたりするのが基本です。

 

現在は東京を中心に全国で35店舗を展開しているようで、私が大学受験模試のたびにE判定をいただき続けた名門、慶應大学のある三田に本店を構えているようです。

 

私はまだ本店には行ったことないので、いつかミス慶応と一緒にデートで行きたいと思います。

 

そうしてここからが初心者の方が二郎デビューを躊躇するところでもあるんですが、無料トッピングには独特の注文方法があるんです。

ラーメンがまもなく出されるという段階で店員さんから

「ニンニク入れますか?」

と聞かれます。

ここで、ニンニクの有無だけでなく、ヤサイの量、脂の有無と量、味の濃さ(ここではカラメという風に言っています)まで答えるのが基本のようです。

それから増やす場合はマシやマシマシを付けて答えます。

 

なので例えば、ニンニクを入れたくてヤサイを多めで脂をたくさんで味を少し濃いめにしたいとこうなります。

 

ニンニクヤサイマシアブラマシマシカラメ

 

少し難しいかもしれませんが、貼り紙があったり、店員さんも優しいので呪文のように言わなくても問題ないと思います。

あと、ニンニクを入れたくない時に なし と答えると マシ と聞き間違える可能性があるので気をつけて下さい。

 

そして俗に言う二郎系ラーメンとは、本家二郎ラーメンの特徴をインスパイアしたラーメンを指すようです。

 

実食

しかし、我が屋敷にある鍋は、かつて友人らと開催したおでんフェスの時に使用した特大鍋のみ、どうせならこの鍋いっぱいのヤサイで形成されたスカイツリーが見てみたいと考えた私は、我が屋敷から自転車で20分という絶妙な距離に住む友人を呼ぶことにした。

 

「もしもし、間違えた。マシマシ?鍋二郎しないか?」

 

この友人は本当に心が広い、「いいよ」と即答。

毎回いきなり誘って来てくれてありがたいが、こいつ本当に仕事してんのか?

 

そして我が屋敷で合流した私たち、しかし鍋二郎に立ち向かうには少し心細い。

そこで東京メトロの路線図を全て暗記している友人Sことメトロを呼ぶことにした。

 

メトロが我が屋敷に着き、閉店ギリギリになったが、鍋二郎を買いに行くことに。

 

今回は、大ラーメン二つを禁断のトッピング全部マシで注文した。

 

そして笑顔で鍋を抱え屋敷に着き、蓋を開けるとこれ。

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ああ〜絶景。松尾芭蕉がこの景色を見ていたらおくのほそ道で謳われていたことだろう。

この野菜の量。まるでもやしとキャベツのチョモランマ。

そしてこの広大な琵琶湖のようなスープ。

一口飲んだら、懐かしき学生時代を思いだす。

当時お金がなくお腹いっぱい食べたくて講義を早めに抜け出し、札を握りしめてラーメン屋に駆け込んだあの日。

絶品

この言葉は今日のためにあったのだと3人で涙を流しながら鍋のようにお椀に取り分け完食完飲。

 

苦しくて動けず、そのまま横になっても無問題。

なぜならここは家なのだから。

 

これは食というよりエンタメに近いものだな〜と感じながらご馳走様をし、洗い物を手伝ってくれることなく去って行く二人の背中を見つけ、本日も極めました。

 

まとめ

それでは今回のまとめです。

 

かかった費用:1700円
ひまを忘れられた時間:3h(メトロの待ち時間込みなので本来は1時間程度)
チャレンジのしやすさ:★★★☆☆

 

これは全人類にいますぐ勧めたいくらい巣篭もりの最高峰エンタメに感じましたが立地の問題が大きいと思います。

正直ラーメンの匂いがする鍋を持って電車に乗る勇気がある方は平気だと思いますが、徒歩圏内の方を強くおすすめします。

 

◆こんな方へオススメしたい◆

・二郎が好きな人

・友達との鍋パ、タコパに飽きた人

・大食いに自信のある人

 

本日もひまから脱却してくれた方が一人でも増えてくれればと願っています。