デニムのセルフブリーチ 〜自分だけの育てる1本〜
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皆さん「ひま」極めてますか?
こんにちは。himakiwakunです。
みなさん、パンツって何履いていますか?
今回はデニム好きに送る脱色方法、つまりジーパンを漂白剤を用いてセルフブリーチして、自分好みの一本を作ってみたのでその体験をシェアしていきたいと思います。
デニム(ジーンズ)脱色について
デニムとは
そもそもデニムってなんですか?
ジーパンとどう違うの?
ジーンズじゃないの?
気になったことありますよね。
私は1分に1回気になってます。
なるほどなるほど。
つまり正式にはジーンズのようですね。
海外に行ってジーンズを購入する際は
I' take this jeans.
Please this jeans.
と言うなきゃならないことになります(いや it で充分)
ジーンズの歴史
ジーンズって元々はファッションアイテムじゃないんです。
今でこそ、ベストジーニスト賞とかありますが、実はジーンズって作業着なんです。
- 1870年台ゴールドラッシュ時代のアメリカで誕生
- 重労働の鉱夫たちのズボンが擦り切れてしまう悩みからできた
- 丈夫で長持ちする労働服
今でこそジーンズの経年変化、色落ちやシワなどを楽しむのは理にかなっていることが分かりますね。今もし鉱山に金を探しに行くならワークマンの作業着で行きますよね。
デニムはもうファッションアイテムのイメージしかないですもんね。
デニム(ジーンズ)脱色の方法
デニムは元々インディゴと言うカラーで染められていることから履いていくうちに汗や洗濯を通して自然に色落ちしていきます。
なので自分で育てたい方は日常の色落ちを楽しむべきであると私は思います。
また、濃いデニムを購入し、色落ちしたくない方は洗濯しないことをおすすめします。
中には一年に1回しか洗わないなんて方もいらっしゃるので、デニムを毎回洗うと言うのは清潔な反面、色がどんどん変わるという一種の諸刃の剣城でもあります。
そこで今回は今のデニムの色が気に入っていない方や、すぐに薄いデニムが欲しい方への措置ですので、ご了承ください。
それでは必要なものを記載していきます。
必要なもの
- 脱色したいデニム
- 洗濯機
- 洗濯用ハイター
- ゴム手袋
- バケツ(あれば)
洗濯機ない方はあまりいないと思いますが、脱色後は必ず洗濯機で漂白剤を落としてから履いてくださいね。
方法
- デニムを準備する(必ず洗濯後のものもしくは新品を使用)
- バケツいっぱいに水を張る
- ハイターをバケツに入れてよく混ぜる
- デニムを入れて好きな色になるまで放置
- 水で簡単にデニムを流して、洗濯機で洗濯
注意点
- 必ず換気のいい環境で行う
- デニムに直接ハイターをかけない
- ハイターを混ぜた液に素手で触れない
- 漬け込んだデニムが浮かんでこないように工夫する(ムラ防止のため)
必ず、換気はしてください。また手が荒れないようゴム手袋も必須でお願いします。
実際に脱色してみた
今回実際に挑戦したのでその過程を皆さんにシェアしたいと思います。
まず、脱色前の状態がこちら
元々薄めのカラーです。
こちらは古着屋で400円弱で購入したリーバイス501デニム
もう少し脱色したカラーが欲しくこちらを使用します。
アップで
もちろん本物!これが400円で買えるなんてSDGs様様でございます。いや、これはただの3Rかな
501はボタンフライというジッパーではないタイプが特徴でもあります。
歴史を感じます。
さてそれでは我が屋敷にはバケツなどはないので洗面台に水を張っていきます。
き、きたね〜〜
以下ツッコミ禁止
今回はkao製の衣類用ハイターを丸一本使用させていただきます。↓
からのドボン!
いや、めちゃくちゃ浮かんできますやん。
てか、ゴム手袋ありませんでした。
割り箸で沈めます!
無理がありました。
カップ麺じゃねえんだぞ。
アインシュタインばりに脳を使ってこんなもの発明しました。
ガムテープ割り箸固定システム作動!
完全に厨二病です。
無理があります。
ならば。これでどうだ!
そうここで私は物事の本質に気づいてしまったのである。宇宙が誕生した遙昔から運動エネルギーの法則というものは存在し、水に物質を入れることで浮力が生じてしまう。
そしてその力に対して逆方向に浮力よりも大きな力を加えなくてはこれに抗うことはできない。F=ρVg この浮力を導き出す公式からジーンズの質量、部屋の温度、湿度あらゆる状況を計算したどり着いた最適解は.......
タックインしなきゃいいんじゃね?
そう。タックインとはまたの名をシャツイン。
シャツインしないで履きます。上は脱色できなくていいもん❤︎
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我ながらいいアイデアでしたが、やっぱりいきなり色が変わるのはなんかダサい。
無理があるかー
これならどうだ!
空気が入らないようにビニールを被せ、重しを置く。(さりげない酒テロ、酒ステマ)
このまま6時間ほど放置をしました。
⚠︎時々様子を見ながら行ってください。
〜6時間後〜
洗面台から水を抜き軽く流して洗濯機で一度洗濯します。
そしてこちら
どうでしょう!?
まさに至高の一本!
味のあるいい色に仕上がりました。
これは僕のつま先↑
ほとんどムラもなく大成功です。
今から履くのが楽しみです。
違いはこんな感じ!
ビフォー
アフター
とてもいい感じに仕上がり喜んでいるとなんと棚からぼた餅が、、
洗面台死ぬほど綺麗になっている!!!!
今後の水回りの掃除はジーンズ脱色で決まりですね(^^)☆
現場からは以上です。
まとめ
ここ数年でメンズファッションアイテムとして黒スキニーがバズりバズったのはまだ記憶に新しいと思われます。
細いシルエット、何にでも合う、まさに王道アイテムなんて言われていますが、そんな黒スキニーにも欠点があります。人と被る。とにかく人と被る。
そんな現状を打破してくれる唯一の方法に感じました。
ユニクロデニムでも人と被らないのは嬉しいポイント!
おすすめ度
かかった費用:300円(ブリーチ、ゴム手袋価格)
ひまを忘れられた時間:2h
チャレンジのしやすさ:★★☆☆☆
おすすめ度:★★★★☆
なかなか脱色の量や時間の調整が難しいため、チャレンジのハードルは高めです。
どんな人に向いているか
・おしゃれ好き
・こだわりのデニムが欲しい方
・Americans in the gold rush era
より楽しむために
- 洗面台で脱色すると洗面台も綺麗になり一石二鳥
- インディゴカラー以外でも楽しめる
他の脱色記事はこちら↓
本日もひまから脱却してくれた方が一人でも増えてくれればと願っています。